素朴で優しい幸福な物語。「かもめ食堂」

かもめ食堂 (幻冬舎文庫) [ 群ようこ ]再読しました!

素朴で優しい物語。疲れているとき、悩んでいるときに読み返したくなります。

  • 心に残った言葉

「やりたくないことはやらないだけなんです」

 

「ずっと同じではいられないものですよね。人は変わっていくものですから」

 

  • 感想

食べ物に例えるなら、おばあちゃんが作ってくれたおにぎりみたいな。

登場人物たちが個性的で、ちょっと不器用で、魅力的です。

サチエの生き方、個人的には憧れます。

淡々としているようで、どこか温かい文章が印象的でした。

案外さくっと読めます。

 

  •  あらすじ

ヘルシンキほ街角にある「かもめ食堂」。 日本人女性のサチエが店主をつとめるその食堂の看板メニューは、彼女が心をこめて握る「おにぎり」。 けれどもお客といえば、日本おたくの青年トンミひとり。 ある日そこへ、訳あり気な日本女性、ミドリとマサコがやってきて、店を手伝うことになり…。普通だけどおかしな人々が織り成す、幸福な物語。(「BOOK」データベースより) 映画も、とってもおすすめです。 (小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんが好きな人はぜひ!)

 

  • 映画

私は、基本的には原作から読みたい派なのですが、

かもめ食堂」は映画から入りました!

小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんが出演されてて

映画全体の雰囲気とかフィンランドの景色とか、とても素敵な映画。

 

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