人は愛するものによって形づくられる「倒れるときは前のめり」
- 内容
有川浩初のエッセイ集! デビュー書籍刊行前の2003年~現在までの、想いがこもった全94本+小説2編(「BOOK」データベースより)
- 著者
有川 浩(ありかわ ひろ、1972年6月9日[1] - )は、日本の女性小説家、ライトノベル作家。高知県出身[1]。園田学園女子大学卒[1]。(wikipedia)
・図書館戦争
・塩の街、空の中、海の底
・フリーター、家を買う
・阪急電車
・レインツリーの国
・空飛ぶ広報室
・植物図鑑 など
- 感想
有川浩さんの初エッセイ本!待ってました!
エッセイは作家さんを形づくるものを
覗かせてもらったような気分になれます。
さくさく読めて、作家んさんのことも知ることができるので
忙しい方や小説はちょっと…という方にも
エッセイは読みやすいのではないでしょうか。
内容は盛りだくさんです。
好きな本や映画の話は純粋に楽しく読めて、
出版業界のことや震災のことについても
とても真摯に語っていらっしゃいます。
曝け出すのって勇気がいる。
だけど、発信してくれる人がいるから、
私たちは知ることができ、気づくことができる。
あと、日本人は褒めることが苦手な人が多い印象ですが、
「好き」「良いね」って思ったことをSNSのボタンだけじゃなくて、
言葉にしたり、直接伝えることもすごく大切だな~と。
私自身、読書が好きってなかなか言えないことがあって
その要因はいろいろあったのですが、
でも、好きなことを「好き」と発信していくことを
始めてみようと思うきっかけになった本です。